PC歴10年が今更タッチタイピングの練習を始めた
恥ずかしながら私、タッチタイピングができないのです。
タッチタイピングは所謂ブラインドタッチのことで、キーボードに視線を移さずにタイピングすること。
私はからこれ小学校の頃から家庭でもパソコンに触れてきているにもかかわらず、大学生になった今でも、これができないのだ。Gは右手の人差し指で押すわiも右手人差し指で押すわ...右手人差し指の酷使も良いところだ。
普通(といっても調査をして統計を取ったわけではなく、ただの主観で)それだけの期間パソコン、そしてキーボードに触れてきているならばできてもおかしくないことだろう。
そしてこの自粛期間中、私の大学でもオンライン授業が導入され、それに伴い以前よりもパソコン及びキーボードに触れる時間が増えてきた。
一般的にタッチタイピングが出来ないと作業効率が上がらないとかなんとか。たしかにキーボードから視線を離さないままタイピングをしていると入力ミスに気づかないまま放置されてしまうことがある。そしてなによりタッチタイピング出来た方がかっこいい。
ということでタッチタイピングの練習を始めることにした。この記事を書いている段階で2週間目になるだろうか。
これまでの練習やその成果について書こうと思う。
1日目
初日にしたことは寿司打(【寿司打】WebGL版)の利用。
『寿司打』はローマ字入力用のタイピング練習ゲームです。
回転寿司のお皿が流れてしまう前に画面の文字をタイプして、どれだけモトを取れるか(= たくさん食べられるか)を競います。
というwebブラウザ上で利用できるサービスである。
まずは比較対象として、現時点でのタイピングでどれだけの結果になるのかとプレイしてみた。以下結果は、正しく打ったキーの数[回]/平均キータイプ数[回/秒]/ミスタイプ数[回]で表す。ちなみにしばらくは3000円コースでの結果。
初日ガン見:213/3.3/7
そしてタッチタイピングに初めて挑戦した際の記録は、126/2.1/29
これは酷い。
というのも、調べてみたところ、キーボードを見て行うタイピングは信号が目から脳へ、脳から指へ伝わり、それに対してタッチタイピングは脳から指へ信号が伝わるとのこと。(正直理屈は分からないが、なんとなくそんな気分になることは理解できる。)
そのためタッチタイピングの練習は完全に初めての感覚、つまりゼロからのスタートになるのらしい。
2日目
この日も同様3000円コースを選択。
記録は、①173/2.8/18 ②176/2.9/22 ③163/2.7/27
3つだけ記録を書いているが実際は何十回とやっている。その中から平均値に近そうなものをいくつかピックアップしている。
前日よりもキータイプ数・平均キータイプ数の値が遙かに良くなっている事が分かる。一日でこんなにも変化するとは思っていなかったため驚いた。
そして前日と比べ、ホームポジションというものを意識できるようになった。ホームポジションは下の画像に示されている。
キーボードのF,Jキーには突起が付いており、ここに左手、右手それぞれの人差し指を置き、その他の指はそれぞれ1つ隣のキーに...と置くことがホームポジション。
キーを打つ度に戻すのではなく、一段落付いたら、寿司打であれば一皿ごとに、ホームポジションに指を戻すことで、そこからのキーの位置を感覚でつかむことが出来る。
3日目
①176/2.8/15 ②156/2.6 ③172/2.7/20
2日目のデータ比較するとミスタイプ数が若干減少している事が分かる。
前日同様ホームポジションを意識するとともに、苦手なキーを意識することを心がけた。苦手なキーなんてタイピング中に確認して覚えてられねーよと思われるかもしれないが、私は手元も写る動画を撮影し、いくつかのキーがうまく押せていないことを知れた。
4日目
①184/3.0/23 ②180/3.1/14
前日からさらに正しく打てたキーの数が増加した。しかしミスの数は平均的に見るとあまり変化しておらず、あまり良い結果とは言えない。おそらくこれはできるだけ多くのキーを打とうと、雑にタイピングしていた事が原因だろう。
5日目
ここから5000円コースを選択するようになった。
①200/3.1/13②200/3.2/14③196/3.2/21④202/3.2/15
5000円コースは3000円コースから制限時間が60→90と長くなっているがミスタイピングが減った。これはかなり慎重にタイピングをしていたからであり、3.1回/秒とあまり前日と変化していない事が窺える。
6日目
①212/3.4/19
正確さを犠牲に速さを若干手に入れる。
7日目
①321/3.5/34 ②312/3.5/23 ③312/3.3/29
さらに正確性を失い速さに全てを。だがこれでやっと初日にガン見レベル。
8日目
①352/3.5/17
ほぼ全ての数値で前日から改善された。
特別何か意識したことはないが慣れの問題だろう。
そして残念ながらこの日からほぼ数値が変動しなくなった。
といっても数字のブレはあり、その日の最初のプレイでは良い数値が出やすく、夜にやると途中で頭と指が働かなくなる。このブレがなくなってくれればかなりそれっぽくなるのだがなかなか難しい。
今のところタッチタイピングの優位性を感じる場面は多くないが、いずれどこかで転機が訪れることを願った大学のレポートを練習代わりにしている。
以上タッチタイピングレポートでした。