xiaomiの4000円のスマートウォッチを買った
Twitterを見ていたらxiaomi mi smart band 4というスマートバンドが4000円で買えるという情報が目に入った。
以前からランニングしたり運動したりするとき用に腕時計がほしいと思っていたので軽いノリでとりあえず買ってみた。
同梱品は取り扱い説明書、本体、充電器。取説は日本語でも書かれている。
本体には電源ボタンなどの物理ボタンはなく、メインのディスプレイとセンサー、充電用端子のみ。
画面に触れるとPair firstと。まずはペアリングしろとのこと。ペアリングには専用アプリが必要であり、取説に書かれているQRコードから飛んでインストールできる。
アプリを起動するとこのような画面が。
Mi Accountを作るほかに、WeChatやFacebook,Googleアカウントでの登録も可能。
次にニックネームやら体重やらを登録するのだが、私はスマホの言語を英語にしているため身長・体重をインチ・ポンドで要求された。困った。
仕方ないので日本語にしてcm,kgで許してもらった。
その後目標歩数を設定するとペアリングが開始される。ペアリングが終わるとすぐにファームウェアのアップデートやらで5分ほど待機。
終わるとすぐに使用可能に。
スマホからの設定はかなり細かくできる。
「バンドディスプレイ設定」からはその名の通り、バンドディスプレイを変更できる。
こんな感じで計36種類の中から選べる。正直使わない。
「画面のロックを解除」は、スマホのsmart lockに関する設定。バンドを着けている間はスマホの画面ロックを無効にできるというandroidに備わった機能を有効にできる。
正直ここの日本語おかしい気がする。
着信、イベントリマインダー、アラームに関してはそのまま。
アプリ通知は、通知を表示するアプリを任意のものに限定することができる。ちゃんとこれができるのはありがたい。見たくない通知もあるしね。現実逃避したくなる。
あと座りすぎ通知は1時間座ったままだと通知してくれる。
私はoffのまま。onにしたら授業毎に座りすぎだって怒られる。
その他にはSMS受信、目標達成通知が。
band側の機能としては、バンドディスプレイ(デフォルトだと日時表示と歩数表示)、天気、ワークアウト、心拍数、ステータス、通知、その他がある。
天気はスマホの位置情報からその地域の天気予報を表示してくれる。が、かなり大雑把なのであまり当てにならない。
ワークアウトはランニング、トレッドミル、サイクリング、ウォーキング、スイミング、フリースタイルの6項目がある。それぞれ、経過時間、距離、心拍数、消費カロリーを基本として、ランニングではペース、トレッドミルではケイデンスなどが測れる。
ちなみにトレッドミルは一般的に言うルームランナーだったりウォーキングマシンのこと。もともとは刑務所での犯罪者の運動目的で開発されたもの。クイズで得た知識。
なおフリースタイルは経過時間と消費カロリー心拍数のみ測ることができる。
ただ注意が必要なのは、ワークアウトをスタートさせると他の機能が使用できなくなる。ホーム画面に戻るためにはワークアウトを一時停止させる必要があるためだ。
もちろん使えないと言っても時間表示だけは画面上部に常に表示されている。
心拍数、通知に関しては説明不要であろう。
ステータスには、その日の歩数、移動距離、消費カロリー、座りすぎ通知の回数が表示される。
その他にはDoNotDisturb(直訳:邪魔しないで)、アラーム、ミュージック、ストップウォッチ、タイマー、端末を探す、マナーモード、バンドディスプレイ、設定の項目が含まれる。
DoNotDisturbは謎の項目。通知とかが全く来なくなるとか...?
ミュージックではスマホの音楽操作をバンドから行うことができる。ホーム画面から左右どちらかにスワイプすることでもこの操作画面に直接いける。バンドディスプレイは予めスマホでダウンロードした壁紙のみが表示されスマホを経由せずに変更できる。
バッテリ-に関して触れておこう。主な使用方法としてはサイクリング・ウォーキングの際のワークアウト機能の使用、天気予報の確認、設定を弄ったくらい。この使い方で、フル充電から57時間経過してバッテリ-残量は18%減少した。単位時間あたり0.3%程度しか減っていない。理論上13日くらいは充電なしでなんとかなるのではないだろうか。もちろん使い方次第だが。
ざっとこんなものだろうか。
個人的には私が要求していた、・運動用の機能・バッテリー持ち・安さを満たしているためかなり満足感がある。
不満点としては、・バンドの装着がしにくい・充電方法が独特・ワークアウトの使い勝手がある。
こんな感じの穴に突起を差し込むだけのバンドなのだが、(不器用すぎるのかもしれないが)刺さりにくいことこの上ない。もちろん腕から外れにくくするためなので仕方ないがちょっとスマートに付けられなくて恥ずかしくなる。
充電方法は、バンドからディスプレイ部分(本体というべきか)を取り外し、専用のクレードルにはめる。
外すときに結構力入れるし、充電の度にこれやるのは面倒くさい。
まあそんなに充電するわけでもないからこれは許してる。
ちなみに技適マークの表示もあった。
私はandroid端末を使用しているが、この製品はiOSにも対応しているのでiPhoneユーザーも安心して購入を検討できる。
購入後3日経つが不具合等もなく快適に使えている。コストパフォーマンスの塊だ。私の人間的なパフォーマンスの低さがより目立ってしまいそうだ。