理系大学生の戯れ言

底辺理系大学生が書く戯れ言

過去のブログ記事を整理したら少し健康になった気分になった

 

今は大学4年生の3月、つまり、僕が大学生を名乗れる最後の一月である。

 

この時期、僕と同じ立場の大学生の多くは、新生活に向けた身の回りの整理を行うと思う。

だが、僕の場合はこのまま同じ大学の大学院に進学するため、特にすることがない。

そしてふと、「ブログあったなあ……」と思い出した。同時に、「なんかくだらないことばっかり書いてたなあ……」と恥ずかしい気持ちにもなった。

 

実際に、過去記事をざっと見ると、ろくに文献にも当たらずにいい加減なことを書いたり、どうでもいい独り言ばかりだった。もっとも、これを書き始める以前に非公開にしているのだから、僕以外の人間は確認しようがないが。

そこで、今の自分が見て許容できる記事だけ残して、他のものは非公開にすることにした。

「え、こんなクソみたいな内容のものまで許容できるの!?」という意見は結構効くのやめてほしい。そうじゃない。僕は心が広い人間なんだ

 

 

そもそもこのブログは一体何なんだ

ハウツーでもないし、備忘録でもない、ましてや立場のある人間でない一般人の書く、この日記だ。たぶん、この記事を好き好んで読む人はいないだろうが、このブログの開設当初の目的を述べておく。

 

この『理系大学生の戯れ言』を作った当初から現在まで、ずっと僕の中にはある欲望が根付いている。それは「自分の意見を言ってリアクション、とりわけポジティブなものをもらいたい」というものだ。つまり、ネットスラングで言うところの”囲われたい”ということだ。なにを隠そう、僕は人一倍、承認欲求が強いのだ。(その割に小心者で、ついでにプライドも人一倍強い邪悪な人間である。)

 

そして、一番簡単だと思ったのが、インターネット上で活動することだと思った。まず「YouTubeでなにかやるか……?」と考えたが、話は面白くないし、今までのコミュ障人生が祟って滑舌も悪い。何より、自分を特徴付けるようなコンテンツを持っていない、作り出せない。

 

そこで、日記的に自分の生活を綴ったり、日々の所感を書いてみればどこかの層に刺さらないかなあ、という希望的観測のもと、出発した。

僕は現代の清少納言になり、現代の『枕草子』を書こうとしたのだ。ま、『春はあけぼの』ではなく『僕はあほぼけ』でしたけどね。ちなみに『僕は現代の~』の一文は今考えた後付けである。そして現在進行形で全くうまくないことを言い続ける醜さである。

『あほ』なんて柔らかそうな表現ではなく、『阿呆』と書かれるにふさわしい人間である。

 

しかし、全く初志貫徹せず、PVを稼ごうと流行に乗っかろうとしたり、なんだかんだTOEIC受験録を書いたりしてきた。

挙げ句の果てに、2022年はまったくブログを書こうともしなかった。そもそも、4年間で五十数程度の記事数なのだから、とにかく怠惰だ

 

というのが、これまでのこのブログの遷移である。

 

非公開にした記事たちの特徴

さて、PVを稼ごう、手っ取り早くちやほやされるようになりたい、と思った怠惰で承認欲求の塊の僕は、聞きかじった中途半端な知識で、全く文献を当たらずに、さも「これはこうだ」と言わんばかりに有害な記事を書き始めるようになった。

具体的なことを言うのも憚られるくらいには、僕もそれを恥じている。少し具体性を下げて言うと、いわゆる”解説記事”を中途半端に書いていた。

 

さらに、とにかく数書けばPVは稼げるだろうと、ネタがないため、自分の過去を振り返るようなことまでし始めた。マジで誰も興味ない。いや、正確には、僕の過去には誰も興味がない。夏目漱石の過去とか、自分語りとかだったらめちゃくちゃ聞きたい。

 

したがって、こういった有害なもの、極めてどうでもいいものを非公開にした。

それでもなお、青臭く、あまりにも香ばしいものが残ってしまったが、成長過程を見られるので、恥を忍んで残しておくことにした。もっとも、誰も興味がないだろうから非公開にしても問題ないだろうが。

 

部屋の掃除ついでに始めた過去記事の整理

この記事の冒頭で、あたかも突然思い立ってブログを書き始めたような表現をしているが、僕にそんな自発的なモチベーションはなかった。

実はこの日、朝の3時に就寝、そして朝の8時に目が覚めた。普段なら考えられない5時間睡眠だったが、なんだか頭が冴えている。身体も軽い。「よし、せっかくだからいつもよりしっかり掃除をしよう」と意気込んだ。

それで一通り掃除が終わると、時刻はまだ10時を回ったくらいだった。まだ何かできるな、というところでこの過去記事整理を思い出した。

 

なので、これは掃除に誘発された動機によるものだったのだ。

そして、今日は天気がいい。ちょうど南東に窓があるこの部屋には、大量の日光が入り込んでくる。さらに今作業している机は、ちょうどその窓に面している。よって記事を書いている間、日光によって僕の身体はセロトニンビタミンDだかCだかを生成し、健康になったんだ……!

……ん?

 

窓越し……?

 

現在の家屋に使われているガラスのほとんどが、紫外線をカット機能を有しています。

そのため窓越しの日光浴では、ビタミンDを生成する効果が望めません。

https://onl.bz/yrMrTy4 より引用)

 

え?あれ?

 

はい。健康になった気分になっただけでした。

あれ?いつの間にか2021年も終わるぞ…?

2021年の目標を見返した。すると以下の5点を目標に掲げていた。

・専門科目の勉強

・英語の勉強

・集中力を取り戻す

・メンタルの回復および人間関係をしっかりとする

・趣味を見つける

 

ということで1つ1つ振り返っておく。

 

まずは専門科目の勉強について。

これはたぶん結構真面目に取り組んだ。これは大学の授業のことを言っていて、具体的には量子力学や電磁気、固体物理、あとは復習として統計力学など。一応学科で設定されている科目としては高分子や生体分子とかの化学寄りの科目も履修したが、まあ物理系の科目ほど熱心に勉強してはいない。とりあえず点数取れればいいやというスタンスで臨んでいた。

まあこの点に関しては頑張りましたくらいしか言及することがない。

 

・英語の勉強

たしか4月頃にTOEICを受けた。

 

nu-stibium.hatenablog.com

 

3月だった。

この記事で書いたように、800点を獲得した。800のったらいいなあ、あわよくば800点後半くらいまで…と思っていたために、ここでモチベーションが途切れた。これ以降本当に勉強していない。

したがって英語に関してはそこまでちゃんと取り組めなかったのかなという評価。

4年になればおそらく英語は嫌でも必要になるから、まあなるようになれってことで。僕は自分のセンス()を信じる。

 

・集中力を取り戻す。

集中力は微増した。代わりに回復が大幅に遅くなった。さらに悪いことに、追い詰められたときの集中力が大幅上方修正された。一見よさげなことに見えるかもしれないが、僕のような堕落した人間は、追い詰められたときの集中力で味を占めると、どんどん日常的に努力しなくなる。これは精神衛生上よろしくない。どうしたものか。

 

・メンタルの回復および人間関係をしっかりとする

ほとんどずっと落ち込んでいたメンタルだが、今年は極わずかに良化。といってもマイナスはマイナス。真面目に勉強・講義に取り組めるくらいの余裕は回復した。まあ詳細な話はこういう場で書くものではないからこの程度で。

 

・趣味を見つける

もともと「この程度で趣味と言って良いのか…?」状態にあった読書(特に小説)を趣味と言い張れるようになった。まあ読書って自己満足やし、そんなもんやろ!って開き直って、読みたいと思った少数精鋭の本を読んだ。今年読んだ本なんて両手に収まるくらいの量かもしれない。具体的に挙げると

 

・行人(夏目漱石

彼岸過迄(同上)

草枕(同上)

文鳥夢十夜(同上、短編)

・雪国(川端康成

・破戒(島崎藤村

ヰタ・セクスアリス森鴎外

・瓶詰の地獄(夢野久作、短編集)

十角館の殺人綾辻行人

どちらかが彼女を殺した東野圭吾

 

小説でぱっと思い出せるのはこのくらい。破戒辺りまではいわゆる純文学色の強い作品で瓶詰の地獄以降はミステリー系。ドグラ・マグラが以外にも面白くて、夢野久作の短編集にも手を出したが、これがまた面白かった。そこから派生して本格ミステリーにも興味を持ってつい最近ミステリーを読み始めた。

十角館の殺人』、『どちらかが彼女を殺した』はYouTubeチャンネル、ほんタメにてかのヨビノリのたくみ氏が紹介されていて、それにまんまと乗せられて買った。ほんタメ面白いんで本好きは見て。

ほんタメ - YouTube

 

そして夏目漱石はこれで前後期3部作を全て読み終えた。その勢いで「初期の名作」と評価されるところの『草枕』を手に取ったのだが、これが失敗だった。話の大筋は単純で簡素なためわかりやすいが、それ以外の情景描写など、この小説が評価されているであろう部分が難解を極めている。というのも見知らぬ単語や、詩、漢詩が所々に出てくるからで、文庫本(手元にあるのは新潮文庫のもの)では巻末に注釈があるため、そこを参照すれば意味は汲めるが、何度も注釈と本文を行き来するのがとんでもなく面倒。

草枕はある程度のそういう素養がある人にしか読めないのでは?現代人が読むようなものではないな?と、過剰にではなく、そう思わせてくれる作品だった。

 

話がずいぶん脱線したが、もう一つ趣味ができた。スピッツだ。あのぴったりとした衣服…それはスパッツ。ああ蒸留酒ね…それはスピリッツ。

…たぶん老害というのは歳を取って急に発現する性質ではなくて、若いときから持ち合わせていた『老害性』が顕著になることを言うのかもしれないと、これを書いていて感じました…

それはさておき、今更ながらスピッツにはまった。きっかけはたまたまYouTubeで『紫の夜を越えて』を再生したこと。その後Spotifyで適当に聴き漁ったら、ああこれもスピッツなのかと感じるような、耳なじみのある曲ばかりで、いつの間にかはまっていた。

最近のお気に入りのアルバムは『とげまる』特に『恋する凡人』が好き。その前は『ハチミツ』が好きだった。中でも特に『あじさい通り』が好き。

正直自分は音感も死んでるし、ドラムがどうだとかベースが云々もよく分からないけど、音楽はそういう人でも楽しめるように作られてるからすごいよね。音楽に限らず、絵も文章も、そこになんとなく良さを感じることができれば十分だよね。そういう学びも得た。

 

こんなところだろうか。進路が定まってきた1年だった。あとはちゃんと真面目にコツコツと勉強して、進級することができれば良いんだが。では。

あれ?いつの間にか夏休みが終わっているぞ…?という話

細々と書いていたこの記録。

 

nu-stibium.hatenablog.com

 

夏休みが終わったタイミングで30日分まとめて書こう、そう思っていたらいつの間にか100日以上が経過していた。年末に1年を振り返ろうとはてなブログを開くと衝撃の107日t

f:id:Nu-stibium:20211223220811p:plain

衝撃の数字

 

ということでここでまとめて振り返っておこう。

 

まず、30日ちゃんと勉強したんか?という点。

これはちゃんとやった。というかやらざるを得なかった。これは、ちょっと真面目に固体物理を勉強したいと思うようになっていて、それに伴って疎かにしていた電磁気や統計力学を復習する必要があったためである。

それで実際に電磁気や統計力学の適当な本を、行間を埋めながら、例題、演習問題を解きながら、”真面目に”読み進めていくとどんどん理解できるようになっていって面白かった。

 

で、面白かったならちゃんと毎日記録付けておけよ、という点。

22日目を最後に記録を付けてこなかった。目標の30日目まで8日分更新していないが、これは、この期間に勉強していた部分(統計力学や電磁気の本の後ろの方に載っている固体物理のトピックに対応した部分、電磁気なら物質中の電磁場とか)での進捗が芳しくなかったことに由来する。

本当はちょっと短くなっても記録は付けようと思ったが、実際に文字に起こすと140字にも満たないような短文になってしまい、それならTwitterにでも書いとけやという訳で。

あと、2学期が始まると同時に固体物理の勉強も始めて、それらを同時に進行させるのが(僕の超低スペック脳では)難しく…。まあとにかく記録のことなんて気にもかけなくなった。

 

結論として、当初目標にしていた勉強の習慣化だが、たぶん達成はできていない。

確かに日常的に勉強する、というか本を開く癖(強迫めいたところもあるが)ができたが、この時間からこの時間まで!みたいなきっちりしたのはどうにも苦手らしく、なかなか身につかない。というか最早身につける気も無くなった。必要なときに馬鹿みたいに勉強しようや、と自分に言い聞かせてる。

ただ、勉強するときの心構えとして、分かるようになるまではある程度我慢する必要があって、分かるようになってもすぐにまた分からない状態になるんだぞ、ということは学んだ。

 

今となっては「習慣ということに囚われていては、返って効率が悪くなる」説を唱えながら眠りにつくことが習慣となってしまった。まあある意味習慣づけられたね。では。

夏休み記録21, 22日目

20日目↓

nu-stibium.hatenablog.com

 

21日目:

この日はたしか電磁気の勉強をしたはず。マクスウェル方程式周りの復習をして、演習問題を解こうと思ったが、大抵の教科書や参考書の演習問題は(少なくとも僕にとっては)難しく、数問で挫折した。そこでネット上に転がっているそれらしい問題を拾ってきていくらか解いた。このときついでに僕の受けた過去の講義資料があることを思い出してそれをちょっと復習した。

この日はこれくらいしかやっていないために22日目とまとめた。

 

22日目:

直前に、22日目とまとめた理由を書いたが、実は今日22日目こそ何もやってないのだ。実際には統計力学の開いた系辺りをちらっと復習したのだが、それはほんの数ページのことで、時間としては1時間ちょっとくらいしかかかっていない。

では何をしていたのかと言われると、大半の時間は横になっていた。どうにもここ数日、(以前から感じてはいたが)体調が優れず、天候の悪化とともに体調までやたらに悪化してしまった。

したがって今日は前日よりも内容が薄く、全体としてもとんでもなく何もない記録となった。希薄過ぎて理想気体に近似できそうなくらい。

 

とりあえず1日完全に休んだので、明日からは再び習慣化を目指して頑張りたい。まあチートデイ(誤用)ということでね。

では

夏休み記録20日目

19日目↓

nu-stibium.hatenablog.com

 

30日までのこり10日となった。単に習慣化といえばまあ及第点という評価をあげてもいいというくらいにはなったが、問題の集中力についてはまた30日要するかもしれない。

 

さて、そんな大層なことを述べているが、今日も電磁気の復習くらいしかしていない。

あとは仮面ライダーアギトの50話、51話(最終話)が更新されたので見た。面白かった。50話の小沢さんの氷川さんへのセリフ、僕が小沢さんにあんなこと言われたら泣く自信ある。

 

電磁気への理解が指数関数並みに増加しているから今のうちにできるだけ勉強したかったが、一応土曜日でいろいろやらねばならないことも多くて時間が取れなかった。悔しい。

とはいえ眠るまでが今日なのだからまだまだ十分に時間はある。明日も予定があるからできる限り頑張りたい。

では

夏休み記録19日目

18日目↓

nu-stibium.hatenablog.com

 

電磁気モチベがぎりぎり継続していたのでちゃんと電磁気の復習をした。

とりあえず分からなかった部分や、理解が曖昧だった部分(数弱故に中途半端な理解になっていた部分が多かった。線積分とか面積分とかが絡んでくるとね…)を勉強し直したらすんなりと理解できた。いやー驚いたね。マイナスからのスタートが0に戻ったような感覚で嬉しいような悲しいような。

 

たしか変動する電場磁場の直前まではほとんど復習できたので、残りのちょっと難しい部分をじっくりと読み込んで、問題演習とかに移りたいね。

 

ところで勉強習慣についてはかなり定着してきたけど、なかなか集中力を保たせるのが難しく、集中:休憩が1:1もしくは2:3くらいの比率になってるからどうにかしないと。(姿勢が悪く、すぐに腰が痛くなるのも要因の1つかも)

 

では

夏休み記録18日目

17日目↓

nu-stibium.hatenablog.com

 

今日は朝からすこぶる体調が悪かった。風邪なのか鼻炎なのか分からないが、鼻水が止まらなかった。本当に起き上がった瞬間に鼻水垂れ流しのくしゃみ連発でつらかった。誇張抜きで起き上がれないレベルの酷さだった。

仕方がないので寝ながら電磁気学を勉強したが、よく注意して読んでみるとなかなか面白く、鼻が落ち着いたときとリンクスをやっていないときを除いて、ほとんど電磁気の勉強をしていた。(といっても2,3時間そこそこなのだが)

 

内容としては静電場の性質をときどき振り返りながら静磁場の範囲を復習したのだが、今まで難解だと思い込んで避けていた部分が急によく理解できるようになって驚いた。自分の気分屋な性格をひしひしと感じた。たぶん明日には電磁気やーめたとか言って放り投げてると思う。

まあとにかくやる気と頭がよく働く内にできるだけ電磁気の復習をがんばろう。というか頑張ってくれ僕。

では