理系大学生の戯れ言

底辺理系大学生が書く戯れ言

【大学生】大学2年間で得た知見をここに記す【工学部】と、ついでに材料工学のすすめ

 

 

前置き

私が工学部に進学しようとしたのは、ざっっっっっくり言えば消去法であった。

理系の進学先として、理学部、医学部、歯学部もしくは教育学部、そして工学部という選択肢がぱっと思いつく。ここで、自分の興味が向いているのはどれだろうかと考えたときに、理学部と工学部に絞られた。医学、歯学というものに全くの興味はなく、それどころかただの恐怖しかない。当時(高校2,3年生)は教師になりたいとかそういった意思もなかった。また、理学部は一般に「基礎」を学ぶためのところだとされているから、そこで興味を失った。(ここでいう基礎は、簡単とかそういった意味のものではなく、基礎研究というときの基礎、つまり応用のために必要となる土台のことを言う。イメージ的には工学が実験系とすれば、理学はその理論的なところに近い。たぶん。私からすればこっちの方が難しそう。)

 

では大学進学後に、この工学部という選択肢で果たして正解だったのだろうかという点だ。私の過去の記事

 

nu-stibium.hatenablog.com

 

などにも度々書いたが、私はそもそも工学部の希望していた学科に入れなかったのだ。(これは入試の事情などのためなのだが、ここでは説明は割愛する。)

もともとは機械工学に興味を持っていて、現在の専攻である材料工学など最も避けたい分野であった。そんな私がとてもとても嫌いだったところに所属し、勉強をしていて思ったことは、「それぞれの学問分野は外から眺めているだけではその面白さが分からない」ということだ。

 

材料工学?センター化学ボロボロの私に材料と関わって仲良くなれるわけない… と思っていたが、実はこの材料工学、有機材料、無機材料、生体材料すべての材料を取り扱い、さらに材料開発およびその研究のために力学、電磁気学、熱力学、量子力学統計力学といった物理科目、それらを勉強するための基本的な数学科目(解析学統計学)までも勉強できるのだ。

いわば材料工学は科学を股にかける、そうカイロとケープタウンを股にかけるビスマルクのような存在なのだ。工学会の帝国主義!(???)

 

私にとっては好きな物理の勉強ができるというのは1つ救われたところで、この救いによって私は工学の深淵にはまってしまった。

 

という900文字の前置きでした。

以下では自分なりにどう大学での勉強を進めたら良いのかというところに言及していこうと思う。(高校生向けの受験勉強の記事はたくさん見つかるのに大学生向けの勉強方法はあまり見かけない。自分で探そうとしないとなかなか目にすることもない。困ったところだと思っている。)

また、念のために言っておくが、これは1つの例である。参考程度に捉えてもらいたい、というかそうしてください。

 

「何をしたら良いのか分からない」

という問に対して

  • 講義に出席する
  • 講義はよく集中して聞く
  • 板書や講義プリントを眺める、または何も考えずに写さない

という基本的なことを抑えておくことが大切だと思う。

 

かく言う私も1,2年生のころはなかなかこれができていなかった。特に、3つめ。これは難しい。そもそも講義をする教授と我ら一般学生のもつ学力、理解力は段違いなのだ。彼らの授業進度にそうやすやすと追いつけるわけがない。だから授業時間中はノートテイクなどに時間を割くより、彼らの口から発せられる摩訶不思議な言葉を理解することに努める必要がある。したがって講義中はもはや最低限認識できる程度に殴り書きしておけばよいのだ。ということを書いたのである。

 

予習復習ってした方が良いの?

さて殴り書きしたものを放置するわけにもいかない。ので私は予習はともかく、復習の必要性は肯定する。

仮に後からノート等を見返さないとしても、講義内容を整理しながら、自分の理解度を測るという行為として、復習はおおいに役立つと私は感じている。

別にその日のうちにやらなくてもいい。翌日でも、週末でもいつでもいい。ただ、ためすぎると試験前に泣くことになる。私も何回も泣いた。ガチ泣き。

 

「興味のない勉強したくない」

 私もしたくない。ただ、必修科目や選択必修などで単位が区別されていると思うので、その辺の取捨選択で最大限やらなくていいように工夫するしかない。

それでもやらなきゃいけないことは残る。その辺はもう最低限単位取得できればいいやー程度の気持ちで臨んで、やりたい勉強を頑張って成績をカバーしよう。というメンタリティで私は生きてます。

 

 

と長々と書いてきたが、真面目に出席して、集中して授業聞いて、ちょっと復習していればある程度は大丈夫なんです。足りないと思ったら復習にもっと時間をかけるとかで工夫できる。

偉そうに講釈たれているが、私の場合は、人の2倍くらい勉強に時間を使ってやっと平均程度の成績なのでやっぱり才能はあるんだなあ…

そういう話でした。では。